2020.07.22

造形にチャレンジしてみよう〜剣〜 part3.組み立て編(後編)

今回は前回に続き組み立て編の後編ということでまず接着剤の解説をしようと思います!

前編はこちら→造形にチャレンジしてみよう〜剣〜 part2.組み立て編(前編)

紹介するのはG10ボンドG17ボンドです。
この2つは本来使用する用途が違うのですが、コスプレの場合では接着する場所や接着可能時間によって使い分けます。
なのでどちらがいいかはその時々によって変わってきますね。(´∀`)
先に紹介するのはこのG10ボンドという接着剤です。
こちらは皆さんが普段使う接着剤とは少し違い、接着する面の両方に均一に塗り、ある程度乾いてから圧着するといった使い方をします。
圧着しない限りやり直しが効くので曲面を貼る時や初めてGボンドを使うときにお勧めです!
次にG17ボンドですが、こちらはG10ボンドと同じく接着面の両方に均一に塗ってから貼るのですが、G10ボンドと比べて塗ってから早い段階で圧着します。
接着力はG17の方が強いのですが、一度貼ってしまうとやり直しが効かないため、難しい面を貼るときにはお勧めしません。他にも接着面が少し硬くなるなどの特徴があります。

先ほども書きましたがどこを接着するかや作業時間によって使い分けるといいですね!
さて、話は剣の組み立てに戻りますが、切り出したボードにGボンドを塗っていきます。
今回は全てG10ボンドを使用しました。

ある程度接着剤を出してヘラで均一に伸ばしていきます。
ムラがあると生地を貼る際にデコボコができてしまうので、ここは慎重に塗っていきます。
私はいつもボードの切れ端をヘラにして塗っています。
剣等の長物を作る際はへたらないように芯材を入れるのですが、今回はこのガーデニング用の金属パイプを使用します。安価で強度もあるので便利です!
持ち手の部分のパーツに切れ目を入れてそこに芯材をはめ込みます。
組み立てたものがこちらになります!(3分クッキング風)
中央のパーツは段差貼りでもいいのですが今回は別々に貼るので圧着はしていません。
さあ生地にもGボンドを塗って組み立てたボードに貼っていきます!
基本的にはパーツを生地で包むように貼り、いらないところを切り取っていきます。
(生地貼りの解説は書ききれないので、また別の機会に詳しく解説したいと思います!)
生地を貼り、パーツ同士を接着しました!
持ち手の部分は細く切った生地の裏に布用両面テープを使って巻いています。
真ん中の赤いパーツは100円ショップ等に売っている缶バッジキットの表部分を、赤いカラースプレーで塗装した物を貼っています!
これでひとまず完成となります!
ここからさらに塗装をするもよし、カッターやハンダゴテで傷を入れてダメージverにするもよしです!

これからも機会がありましたら今回のように造形テクニックをブログに載せたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いします!
担当Tでした!


   part.1 型紙編
   part.2 組み立て編(前編)
   part.3 組み立て編(後編)
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